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2014年10月6日

【秋の花粉症】

花粉症と聞いて、春先のものと考える人は多いのではないでしょうか?

実は秋にも花粉症の原因となる植物があるのです。

今回は秋の花粉症についてご説明いたします。

◎秋の花粉症の原因となる植物

秋の花粉症の代表的な植物として、ブタクサ、よもぎ、カナムグラなどがあげられます。特にブタクサ属の花粉はアレルギーを起こす力が非常に強いので、特に注意が必要です。

生育場所としてブタクサとカナムグラは荒れた地や道ばた、よもぎは草地や土手などに生息しているので、花粉症の疑いのある場合は近づかないように気を付けましょう。発生時期はだいたい8月~11月頃なので、この時期は花粉対策をしっかりして外出しましょう。

◎自分で出来る花粉症対策と予防

まずは少しの刺激でも身体が過敏に反応しないよう、運動をしましょう。運動を積極的に行えば鼻の粘膜の結構も良くなり、鼻詰まりを軽減できます。疲労が溜まるとアレルギー反応が起こりやすくなります。睡眠は充分とりましょう。そして外出時は、マスクや眼鏡などをして、花粉から身を守りましょう。帰宅した時に、花粉を室内に入れないようにするのも重要です。花粉が付きにくい、表面がツルツルした衣服がおススメです。

最後に手洗い・うがいなどもきちんと行い、皮膚や粘膜についた花粉をしっかりと落としましょう。

 

花粉症

2014年8月6日

【ジェネリック医薬品とは?】

ジェネリック医薬品とは?

病院で処方されるお薬には新薬とジェネリック医薬品、2つの種類があります。

 

【新薬(先発医薬品)とは】

 

 

日本で最初に発売されたお薬で、先発医薬品とも呼ばれています。

特許を出願してから20~25年間、開発メーカーが独占的に製造・販売することができます。

 

【ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは】

 

 

新薬の特許期間が満了後、厚生労働省の承認を得て製造・販売されるお薬のことです。

新薬に比べて開発費が大幅に削減できるため、新薬と同じ有効成分・同等の効き目でありながら、お薬の価格を低く抑えることができます。

そのため患者さん個人の医療費負担を軽くするだけでなく、国全体の医療費削減にも大きく貢献することが期待されています。

薬剤師さんと相談することで、ジェネリック医薬品へ変更することができます。

処方せんに記載された医薬品にジェネリック医薬品が発売されている場合は、基本的にジェネリック医薬品への変更が可能です。

医師がジェネリック医薬品への変更に差し支えがあると判断した場合には、「変更不可」欄に「 」又は「×」を記載し、「保険医署名」欄に署名または記名・押印します。

つまり、薬局で薬剤師さんと相談することで、自分のお薬をジェネリック医薬品にするか、新薬にするかを、選ぶことができます。

ジェネリック医薬品は、あなたの医療費負担を減らす、リーズナブルなお薬です。

 

【お薬代の負担でお悩みの方が多いのではないでしょうか?】

 

 

医療機関で治療を受ける機会が多くなると、年々医療費が増え、家計への影響が心配されます。

特に生活習慣病などこれから長く病気とつきあっていかなくてはいけない患者さんは、お薬を継続して飲みつづけることが大切なため、お薬代は大きく膨らんでしまいます。

そこでジェネリック医薬品です。新薬の開発には、10~15年の年月と150~200億円にのぼる莫大な費用が必要といわれています。

一方、ジェネリック医薬品は新薬の有効性・安全性が確立した後に作られるので、開発に要する時間も費用も少なく、安価に製造することができます。

中には新薬の半額以下で済むものもあり、患者さん個人の医療費負担を抑えることができます。

新薬と比べると、ジェネリック医薬品は約半額とリーズナブルです。

ジェネリック医薬品は、効き目も安全性も新薬と変わらない、安全性が確保されたお薬です。

 

【医薬品は薬事法によってさまざまな規制が定められています】

 

 

安全性はもちろん、製造管理や品質管理などそれぞれの段階で守らなければならない厳しい基準が定められています。

ジェネリック医薬品も新薬と同様にその厳しい規制や基準を守って、開発、製造、販売されています。

また新薬は、その特許期間が満了するまでに多くの患者さんに使用され、その成分の有効性や安全性が確認されています。

ジェネリック医薬品はこうした多くの段階を経て開発されますので、有効性と安全性は十分に確かめられたお薬だといえます。

さらに、平成9年から「品質再評価」という制度が実施されており、品質管理はより厳しいものになっています。

有効性と安全性が十分に確認された薬が、新薬の特許期間満了後にジェネリック医薬品として製造・販売されます。

ジェネリック医薬品は、薬剤師と患者さんが向き合い、相談して選ぶお薬です。

 

 

【ジェネリック医薬品は、次のような試験によって効き目や安全性が新薬と同等であると確認されています】

 

◎溶出試験

医薬品を服用した後、体内に吸収されるためには、1度消化管内の液に溶ける必要があります。

溶出試験は、その医薬品の成分が溶け出す速さや濃度を測定する方法で、新薬と同じ割合でジェネリック医薬品からも成分が溶出することを確認します。

◎生物学的同等性

健康な成人が新薬とジェネリック医薬品を服用し、有効成分が血中に入る速度と量を測定します。

その結果が同等であれば、治療学的な有効性および安全性も同等であるといえます。

 

【病気は医師・薬剤師だけでも、患者さんだけでも克服できるものではありません】

 

 

医師、薬剤師の先生にご相談下さい。互いに相談しあい、互いに病気と向き合ってはじめて健康への道が開ける。

そのきっかけに、ジェネリック医薬品が貢献できるのではないかと思います。

今まで医薬品を選ぶのは医師・薬剤師にお任せしていました。

いまや、医薬品を選ぶことに患者さんが参加する時代です。

ジェネリック医薬品を薬剤師と一緒に選び、上手に使うことで、医療費負担を軽くすることができるのです。

「ジェネリック医薬品にしてください。」まずこの言葉から始めてみませんか。

※新薬のなかには特許期間が満了していないお薬もあります。

また、お薬の種類によってはジェネリック医薬品がない場合もございます。あらかじめご了承ください。

 

ジェネリック2

2014年5月27日

【お薬手帳について】

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皆さんは病院で診察を受けてから処方せんもらい、調剤薬局でお薬をもらうときに「お薬手帳はお持ちですか?」と 聞かれたことはありませんか?

○お薬手帳ってなに?

自分が使っている薬の名前・量・日数・使用法などを記録できる手帳です。

副作用歴、アレルギーの有無、過去にかかった病気、体調の変化などについても記入できます。

○お薬手帳の内容は?

処方内容/調剤日/調剤薬局名/処方せん発行医療機関名/薬剤名/薬剤の用量・用法/日数/ジェネリック医薬品か否か/副作用歴 アレルギー歴/主な既往症など。

○お薬手帳を使うメリットは?

飲み合わせや薬の重複をチェックし、副作用や飲み合わせのリスクを減らします。

副作用歴、アレルギー、過去にかかった病気などの情報を伝えることができます。

旅行や災害、急に具合が悪くなったときなどに、自分の薬の情報を正確に伝えることができます。

○お薬手帳の使い方

①お薬手帳は一冊に

服用薬の記載漏れなどを防ぎ、より正確な記録になります。

②医療機関、薬局へ行くときは忘れずに

基本情報がすぐに伝わり、的確な治療の助けとなります。

③一般用医薬品(市販薬)やサプリメントを買うときも薬剤師が適切なアドバイスをする参考になります。

④アレルギーや副作用歴は必ず記録を

副作用のリスクを未然に防ぐことができます。

以上のことから、お薬手帳は常にお持ちください<(_ _)>

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