2017年2月15日
【のど】②
前回に引き続き今回ものどの病気について説明していきます。
◎のどの病気と治療法
・慢性扁桃炎
急性扁桃炎の反復、慢性副鼻腔炎などが原因になります。
症状はのどの違和感が主で、せきや微熱を起こす事もあります。
疲れやすかったり、口臭の原因にもなります。
〈治療方法〉
症状が軽い場合はうがいなどで治療します。
手術で扁桃を摘出した方がいい場合もありますので、専門のお医者さんに診てもらうことが大切です。
・咽頭炎、喉頭炎
ウィルス感染による風邪の一症状として起こります。
のどの乾燥感、痛みなどが現れます。
炎症がある場合は、声がれや息苦しさを感じます。
〈治療方法〉
症状が軽い場合は安静とうがいなどで治療します。
症状が長引く、発熱や痛みが起こった場合は診察を受ける必要があります。
・アデノイド(増殖症)
小児は、鼻の奥にある咽頭扁桃(のどの一番上)が、中耳炎・副鼻腔炎と関連し炎症を起こす場合があります。
アデノイド切除術が治療方法になるので、専門のお医者さんに診てもらいましょう。
のどは呼吸をする時は空気の通り道になり、食事の時は食べ物の通り道になります。
声を発する発声器としての役割もあります。
日頃からうがいなどで清潔にし、病気に負けないようにしましょう!!
2017年2月9日
【のど】①
味を感じたり、食物を噛み砕いたりする働きを持っている口。
今回はその口の奥にある「のど」についてのお話です♪
◎のどの仕組み
口の奥には咽頭と喉頭があり、のどには口から細菌侵入を防ぐ仕組みがあります。
咽頭には①呼吸時に、空気の加湿・加温・除塵をする②食物を食道に送る③声に音色を与える、など重要な役割があります。
更にリンパ扁桃というリンパ組織があるので④感染に対する防御作用もあります。
次に咽頭ですが、咽頭は気管への入り口にあたり①空気の通り道②食物が気管に入らないようにする弁の役目③声を発生させるという役割があります。
次は、のどのいろいろな病気について説明していきましょう!
◎のどの病気と治療法
・急性扁桃炎
疲労や風邪、気候の変動などが誘因となり、細菌の感染によって発症します。
風邪のような症状と強い咽頭痛が特徴です。
重症になると扁桃の回りに膿がたまることもあるので、早めに治療しましょう。
〈治療方法〉
安静・水分の摂取・うがいなどが大切になります。
重症の場合は抗生物質の投与などを行い細菌を抑えます。
通常一週間程度で治る事が多いです。
次回ものどの病気と治療法について説明していきます!!