認知症という言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。
しかし、老化による物忘れなのか、認知症による物忘れなのかを見分けられる人は少ないのではないのでしょうか?
今回は、老化による物忘れと認知症の見分け方を紹介していきたいと思います!!
◎老化による物忘れ
年齢とともに、もの覚えが悪くなったり、人の名前がすぐ出てこない事は誰にでもある事です。
老化による物忘れの原因は脳の生理的な老化によるものです。
何か忘れてしまっても、一度体験した事であるならヒントなどがあれば思い出します。
症状もあまり進行せず、判断力が低下することもありません。
忘れっぽいということも自覚することが出来ますし、日常生活に支障をきたすこともないでしょう。
◎認知症との違い
認知症というのは何かの病気によって起こる症状や状態の総称の事です。
原因として、脳の神経細胞の変性や脱落などがあります。
体験したことを丸ごと忘れてしまうので、ヒントがあっても思い出すことが出来ません。
症状もだんだん進行していきますし、判断力も低下していきます。
忘れた事の自覚はなく、日常生活にも支障をきたします。
一言に「認知症」と言っても様々な原因や症状があります。
次回から、「三大認知症」と言われる、「アルツハイマー型認知症」「レビー小体型認知症」「血管性認知症」について詳しくお話ししていきます。